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2023年11月【留学レポート】済州大学校 法学部政策科学科 T.T

2024年01月23日

韓国の済州島に来て、3ヶ月が経ちました。

今回は、韓国への留学を考えている方に向けて、済州大学に留学すると休日に何ができるのかイメージしていただけたらと思います。

まず、済州島について地理的に説明すると、済州島は韓国の最南端に位置している島です。島の中央にあるハルラ山の噴火によって誕生した火山島で、島のあちこちで火山の噴火によってできた岩石を見ることができます。

韓国のハワイなどと呼ばれる済州島は、綺麗なビーチや緑豊かな景観を持っており、リゾート地としても人気の観光地です。

済州大学では留学生向けの文化体験に参加することができます。今月は、週末に留学生全員で水族館に行きました。水族館ではイルカやアシカなど、様々な生き物を見ることができましたが、ヘニョを見られたことに日本との違いを感じました。

ヘニョとは日本でいう海女さんのような存在であり、済州の無形文化遺産にも登録されています。この水族館では、大型の水槽の中でヘニョが漁をしている様子も見られました。

また、水族館の近くには城山日出峰という世界遺産もあり、ここもまた人気のスポットです。

済州市にはこの他にも、ハルラ山やマンジャングルという洞窟が世界遺産に登録されています。今月はハルラ山に登山へ行きましたが、雪のため頂上まで登ることは叶いませんでした。しかし、その途中にあるサラオルムというところまでは登ることができ、そこからの景色でも十分に美しかったです。

このように済州には美しい世界遺産もあり、週末にはこうして自然を満喫することもできます。

また、済州だけでなく、韓国本土へも飛行機で簡単に行くことができます。済州からソウルや釜山には片道3000円ほどで行くことができるため、週末にはソウルなどに行って観光して、また月曜日には戻ってきて授業を受けるといった学生も多くいます。

私も今月、釜山とソウルに行き、釜山では広安里というビーチに、ソウルでは韓国と北朝鮮の軍事国境線であるDMZに行きました。

このように済州という島への留学であっても、週末には他の都市を観光するなどの選択肢があることが、済州に留学する利点の一つかなと思います。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。このレポートが韓国への留学を考えている方のお役に立てれば幸いです。