2024年3月【留学レポート】フォートルイス大学 文学部比較文化学科 K.N.
2024年04月02日
みなさんこんにちは。今回のレポートでは、Spring breakと履修授業とは別に参加している日本語の授業について紹介いたします。
Fall semesterも1週間のbreakがあったように、今学期も3月18日から22日の1週間授業が休みでした。現地学生は多くの人が実家に帰省したり、旅行に出掛けていました。私は、友人の車に乗せてらって、National ParkであるGrand Canyonに行ってきました。以前、FLCから1時間程の場所にあるMesa VerdeというNational Parkにも行ったのですが、今後FLCに留学する学生さんにはぜひNational Parkに足を運んでみることをお勧めします。日本とは全く異なる自然の壮大さや、Native Americanの歴史を感じることができます。私は現在Native Americanの授業を履修していることもあり、非常に興味深くGrand Canyonまでの道中も楽しむことができました。
最後に、今学期履修している授業とは別に参加していた日本語の授業、Intro to Business Japaneseでの活動について紹介したいと思います。今期から開講した日本語の基礎や日本でのビジネスの知識を学ぶ授業で約25名の現地学生が履修しています。前期に受講していたビジネスの授業の教授からお声かけいただき、私ともう1人の日本人留学生で交代ずつ、週1回50分の授業を担当させていただきました。留学生2人でひらがな担当とカタカナ担当を分担し、各週の学習内容に沿った活動と、担当の文字での読み書きの紹介をメインにPPTを作成し、担当授業日の2日前までにファイルを提出、担当教授に確認をしていただいた後に、授業時には自分が主導で進めていくという流れでした。私は、教育実習を留学直前に済ませていたこともあり、指導案を考えることやPPTの作成には抵抗感がなく取り組むことができたため、日本語初級の人へ英語を用いて日本語の基礎を教えることは多くの難しい点もありましたが、とても楽しみながら毎回の授業を担当することができました。大切な授業の1コマ分を担当させていただくため、プレッシャーや準備の大変さはありましたが、ここでしかできない貴重な経験だと思います。留学中には、少しでも興味関心を持ったことには思い切って勇気を出して挑戦してみてほしいと思います。日本の大学とは比にならない各クラスからの毎日の課題にプラスして、ひとつの授業を自分が先生側に立ち進めていく準備はタイムマネジメントのスキルも磨かれる良い機会となると思います。
それでは次回最後の留学レポートでは1年間の交換留学生活の総括を綴らせていただきます。
お読みいただきありがとうございました。