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2024年3月【留学レポート】大連外国語大学 外国語学部中国学科3年 D.K.

2024年04月03日

中国学科3年のD.K.です。まず初めに、大連での1ヶ月は、予想していたよりもあっという間に過ぎました。僕は正直中国語の日常会話も良く出来ないまま大連に来てしまい、最初は不安でいっぱいでした。出発の日には沢山の友達が空港までお見送りに来てくれて正直泣きそうでした。これから始まる留学生活が楽しみな反面、親友やサークルの友達、後輩と別れるのは寂しい思いもありました。

無事飛行機が大連空港に到着して、入国の手続きがありましたが、空港の職員の方達が何を話しかけてきているのかよく分からず、これから本当にやって行けるのかという気持ちが強くありました。

大学に到着してすぐに受付に行くことになり、順番を待っていると、外国人の若いお兄さんに話しかけられました。僕は英語ならある程度話せたので、その方と会話をして連絡先の交換などをしていると、「サッカー部に入らないか?」と誘われました。僕は渡航前から学校には人工芝のグラウンドがあることを知っており、あわよくばサッカー部等あれば入りたいと思っていたので、もちろん喜んで即決しました。受付で振り分けられた部屋は一緒に渡航した友達とも近い部屋でした。僕の相部屋相手は僕が来た時にはまだ来ておらず、学校が始まる前日まで1人で過ごしました。

寮の近くには総合楼と食堂があり、ほとんど全てのものをそこで揃えることが出来ます。総合楼の中のスーパーには日用品やスポーツ用品、文房具など、様々な物が売ってあります。食堂にはもちろん中華料理もありますが、他にも様々な国の料理屋さんがあります。渡航前には、「中国の食事は日本人の口には合わないから大変だよ。」と様々な方に言われていましたが、いざ食べてみるとどれも美味しく、値段も日本と比べると半分以下の価格でお腹いっぱいになれるのでとても助かっています。

3月が始まって直ぐにクラス分けのテストがありました。筆記テストと口頭テストがあり、僕は筆記の方はある程度解けましたが、口頭テストでは試験官の話していることが聞き取れず、上手く答えることが出来ませんでした。クラスは中級Bクラスで、同じクラスには日本人が数人と、韓国人、ロシア人、ベトナム人、ウズベキスタン人等様々な国の人が在籍しています。どの国の人も優しくてすぐに友達になり、毎日道端や学校で会うと必ず手を振ってくれます。

学んだ中国語を使っていかに上手く伝えられるかを考えながら話すので、とてもいい勉強になります。

さて、サッカー部の練習は3月の第1周頃からスタートしました。部員は33人もいて、留学生だけのチームなので、チームメイトの国籍はバラバラです。練習中は英語と中国語を織り交ぜながら会話をしています。4月の頭にある大会に向けてみんな必死に練習に励んでいます。最初は上手く自分の伝えたいことを伝えられず連携を取るのも大変でしたが、サッカーで使える簡単な単語を沢山教えて貰えたので、今では少しずつ連携も取れるようになってきました。

まだ大連に来て1ヶ月ですが、週末は街に出て買い物をしたり美味しい夜ご飯を食べに行ったりと、とても充実した留学生活を送っています。