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2024年3月【留学レポート】カーディフ大学 外国語学部英米学科4年 H.H.

2024年04月11日

留学生活も残り3ヶ月を切ってしまいました。カーディフでも緑が増え、日々春の訪れを感じます。今回は1学期で体験した、カーディフ大学での試験期間についてお話しします。

まず、基本情報として、私はビジネススクールに所属しており、6つの通年科目を履修しています。Modern Language学部からいくつかビジネス以外に履修可能だという理解で渡英したのですが、現地では原則ビジネスの科目のみ受講可能だと伝えられましたので、一応、この情報を頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。今回は主に2つのカテゴリーに分けて私の体験を共有します。

「試験期間・内容」

1学期は基本的に10月〜翌年度の1月末までとなっており、試験期間はそれぞれの科目や試験内容によって異なります。私の場合ですと、6つの科目のうち12月の上旬に締め切りの課題が3つありました。内容としては、1600~2000文字に渡るエッセイが2つ、グループプレゼンテーションが1つという内訳でした。一方で、残りの3つの科目の課題は1月中に締め切りでした。内容は、2つがエッセイ、1つが対面で行われる筆記試験でした。以上のように、12月上旬に締め切りのものと、1月中に締め切りの課題があったものの、12月中旬〜1月初旬にかけてクリスマス休暇期間だったので、全体として時間に余裕はあったと感じます。私は旅行をしたので、少しタイトなスケジュールでしたが、余裕を持って11月ごろから勉強を始められたら問題ないかと思います。あくまで上記は私のケースですが、友人には12月中に全ての試験、課題が終わっていたり、逆に1月に締め切りが詰まっているという声も聞きました。個人差があると思うので、ご参考までにどうぞ。

「試験対策」

2000文字のエッセイと聞くと、不安になってしまいますよね。しかし、心配は不要です。カーディフ大学にはたくさんの留学生が在籍しており、学習面でのサポートは充実しています。特にビジネススクールでは、アカデミックイングリッシュ講座が開かれており、エッセイの基本的な書き方や対面試験の対策などを徹底して教えてもらえます。私の場合、アカデミックイングリッシュの受講に伴い、YouTubeでエッセイの書き方を学んだり、大学の公式サイトで紹介されているエッセイを書く上でのルールを確認しました。しかし、教授によって要求されるものが異なるので、不明確なことがあれば教授にメールすることをおすすめします。筆記試験の対策では、私の場合、現地の友人と2週間毎日一緒に勉強しました。試験のフローを理解している現地の学生と勉強することで、内容の理解が深まるだけでなく、1人で勉強する際に感じる不安もなくなります。ですので、勇気を出して一緒に勉強しないかと誰かを誘ってみるのも1つの方法です。

長々と試験について話しましたが、折角の留学なので、楽しむことが1番だと思います。イギリスの大学での勉強は楽だ、というと嘘になりますが、どんなに苦しい状況でもそれを人生の勉強だと捉え、いかに自身の強みや自己成長の糧にするかは自分次第だと思います。

何か質問等がありましたら、喜んでサポートしますので、遠慮なく国際交流センターの先生方に私の連絡先を聞いてみてください。

みなさんの留学先でのご活躍を心から祈っています。

 

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