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2024年4月【留学レポート】北京語言大学 外国語学部中国語学科 3年 M.T

2024年04月30日

皆さんこんにちは!北京語言大学4月分のレポートです。4月に入り、北京でも少しずつ気温が上がり夏の訪れを感じられるようになりました。最近は朝夕の寒暖差が大きいため、体調管理が必要です。今回は4月に北京語言大学で行われた『第十九届世界文化节』の様子と宿舎での生活について紹介します。

4月27日(土)、1年に一度開催される北京語言大学の『世界文化节』に参加してきました。この『文化节』は北京語言大学の一大イベントで、学内のみならず学外の生徒や現地の人々も訪れます。北京語言大学は世界の様々な国の留学生が在籍しています。そのため自分たちの国を代表して文化や食の展示を行うこのイベントは他の大学にはない特色の一つです。

私たち北九大からの留学生2名は日本ブースの調理チームに所属し、この日のために準備を進めてきました。例年、日本ブースでは文化体験と日本食の提供がなされるのですが、今年は調理の規制が強化されたため、どの大学でも学生が調理したものは提供できず、私たち北京語言大学の日本ブースもネットで購入したお団子・お菓子の詰め合わせを販売することになりました。当日調理をする予定ができなくなってしまったので、私たち二人も体験班のシフトを振り分けてもらい、手裏剣のブースの仕事を行いました。大学内は中国以外の留学生がほとんどなので、日頃中国人の方々と触れ合う機会が少ないです。しかし、今回の『文化节』は来訪者の大半が中国人だったため、たくさんの中国人、現地の方と触れ合うことができました。中国語を使って日本文化の説明することは容易ではなかったですが、貴重な体験ができた1日でした。北京語言大学に留学予定の皆さんにはぜひ参加していただきたいです!

続いて、宿舎での生活についてです。私は今17号楼の寮で生活しています。大学内には学生寮がたくさんありますが、基本的に留学生の大半がこの寮に住んでいるので、授業後は友達と寮まで帰宅することが多いです。私は韓国人のルームメートと共同生活をしています。部屋は比較的新しく綺麗ですが、個々の部屋はなく一つの部屋で生活をしているため、お互いに配慮することが必要です。北九大に通っていた頃はもともと一人暮らしをおこなっていたので、たまに不便さを感じることはあります。しかし、ルームメートと中国語を使って、今日あった出来事を話したり、わからないことを教えあったりすることは貴重な体験であり、団らんの時間になっています。宿舎では毎朝掃除のおばさんたちがゴミの回収をしに、部屋を回ります。留学に来た頃は初めてのことでとても驚きましたが、2ヶ月が経ちだんだんと慣れてきました。

留学が始まってから2ヶ月が経ち、一学期も折り返しです。知り合った友達のほとんどは今学期が終わると帰国してしまうので、友達との思い出をたくさん作りつつ、勉強に励みたいと思います。

写真は文化节の様子です。レポートを読んでいただきありがとうございました。