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2024年4月【留学レポート】タコマ・コミュニティカレッジ 外国語学部英米学科3年 K.A

2024年05月07日

外国語学部英米学科3年のK.Aです。留学生活が始まってから1か月が過ぎ、いろいろなことに慣れてきたと同時に、もう1か月たったのかと考えると時間がたつのがとても速いと感じます。アメリカに来てからまず驚いたことは、人と人の距離が近くみんなフレンドリーだということです。知らない人同士でも急に会話が始まったり、挨拶をすることがよくあります。アメリカに到着した初日、空港で荷物が重くてエレベーターからなかなか降りれなかった時に、一緒に乗っていた人が「私が持ちますよ。」と声をかけて荷物を持ってくれました。また、お店に入った時は、Hi, girls, How are you?と店員さんが話しかけてきて会話が始まることも多いです。次に驚いたことは、雨の日でも誰も傘をもっていないということです。結構降っていてもみんなフードをかぶっているだけなのでとても不思議に思います。ホストファミリーに聞いたところ、ワシントン州は雨が降ることが多いからみんな雨に慣れているんだよ。と言っていました。アメリカの人は服がぬれても気にならないようです。

普段学校へはバスを使って行くのですが、バスが遅れたり、来るはずの便が来なかったりして慣れるまではとても大変でした。基本的にタコマ市内のバスは学校から配られたカードを使えば無料で移動することができます。到着してから学校が始まるまでの1週間、バスに乗っていろいろな所へ出かけました。授業は毎日午前9:30から午後14:20までの3コマで、reading&writing、歴史、アメリカ文化、発音の4種類の授業があります。1コマ50分なので北九大の授業と比べるととても短く感じますが、課題の量が多いので放課後課題をしてから帰ることが多いです。授業のレベルは北九大とあまり変わりませんが、歴史の授業の内容は難しいと感じます。来週には中間テストがあるので頑張りたいと思います。

週末はホストファミリーと出かけたり、友達と遊んだりしてとても充実した日々を送っています。イースターの日にはフェリーに乗って離島に行き、Airbnbに宿泊しました。島には湖があり、自然が豊かでとてもきれいでした。みんなで釣りをしていると、アメリカ国鳥のイーグル(全長2メートルぐらいのワシ)や鹿の家族に遭遇することもあり、アメリカならではの体験ができていい思い出になりました。先週の金曜日はシアトルに行き、シアトルマリナーズのゲームを見ました。野球観戦自体初めてで、ルールにもあまり詳しくなかったのですが、行ってみるととても盛り上がっていて楽しかったです。スタジアム内にはホットドッグ、ポテトなどの食べ物や、マリナーズのグッズなどを販売しているお店がたくさんありました。マリナーズの対戦相手は強いと聞いていたので負けるかと思っていましたが1-6で勝利していて嬉しかったです。

英語力についてですが、リスニング力はだいぶ伸びたと感じます。ネイティブ同士の会話でもおおよそ理解できるようになりました。未だに慣れないのは、アメリカンジョークです。普通に喋っている途中でジョークを入れてくるので、ジョークを言っていることすら気づかないこともあり、日本とアメリカの日常会話の違いを実感しています。スピーキングは簡単な質問や説明をすることができるようになってきましたが、まだまだ文法ミスがあったり流暢さに欠けるので、会話を重ねて上手くしゃべれるように練習します。これからの残り約4か月楽しみつつ、頑張りたいと思います。