2024年5月【留学レポート】同済大学 外国語学部中国学科 M.M
2024年06月04日
上海に来て3か月目となりました。すでに生活にはかなり慣れ、中国語でのコミュニケーションも困らない程度にはできるようになってきました。
5月に入り、気温もだんだんと暖かくなってきました。晴れの日も多くなってきて、最初のころよりも格段と過ごしやすくなってきましたが、30度を超える日の翌日は肌寒かったり昼夜の寒暖差が激しすぎたりと、体調を崩しやすい気候ではあります。私も一度咳風邪をひいてしまい、病院に行きました。初めて上海で病院に行ったのでかなり不安でしたが、市販薬は大陸中国の身分証がないと購入できなかったため病院に行くことにしました。同じクラスの日本人に日本語が通じるという病院を紹介してもらい地下鉄で行きました。行って見ると、その病院だけでなく、その近辺が日本人街になっており、ダイソーやコメダ珈琲など懐かしいお店がたくさんありました。病院もすべて日本語で案内がなされ、海外保険のおかげで診察料も薬代もすべて無料になりました。北九大の友人でほかに体調をくずしていた人もいたので、そこの病院をおすすめしました。
さて、5月の主な出来事として、同済大学では学内生の運動会がありました。個人でのエントリーではありますが学部対抗でもあり、また体育科の生徒は参加できないため、レベルも高すぎず気軽に参加することができます。私は同済大学ですでに水泳部に入っていたため、そのまま水泳競技に参加しました。どの競技も、競技に出場しなくても応援しに見に行くこともできます。
こちらの大学では、体育会系部活動のレベルは大して高くなく、どこも初心者がほとんどのようです。私は初心者ではありませんが、単純に水泳が好きという理由で入部しました。同済大学では、毎学期に新歓のようなものがあり、基本的にそこででしか入部するタイミングはありません。私は上海に来てから留学生も部活に所属できることを知ったので、興味のある方は事前にどのような部活動があるのかを調べておくことを強くお勧めします。部活動に入ることにより、体を動かく機会ができることはもちろん、中国人とのつながりもできます。私は部活内でたくさんの口語を学んでいます。同済大学の学生は皆英語も堪能なため、何か中国語の質問をしても簡単な中国語→英語で説明をしてくれるため本当に学びが多いです。私たち留学生は、本科生とは違う建物、違う寮で生活するため、どうしても中国人との交流の機会は想像以上に少なくなってしまいます。部活動に入ると中国人との交流も増えたり、留学生には回ってこない学内のイベント情報をゲットできたりと、たくさんのメリットがあります。運動会では、ほとんどすべての種目に水泳部員が出ていたので、皆で応援したり写真を撮ったりして楽しく過ごすことができました。
留学中には、予想外のトラブルや心配事が後を絶ちません。しかし、3か月過ごしてみて感じたことは、どんな問題でも友人に頼ること、多少心配事があってもとりあえず行動してみることが重要だということです。また、日本人にありがちな受け身体勢・人見知りも取っ払うことも重要です。まだ5月ですが、たった3か月で大きな成長を感じられています。今後も現状に満足せず、貪欲に有意義な留学生活を送っていきたいと思います。