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2024年8月【留学レポート】タコマ・コミュニティカレッジ 外国語学部2年 D.S

2024年09月03日

こんにちは、タコマコミュニティーカレッジ(TCC)に留学中の外国語学部2年D.Sです。帰りの飛行機まで1週間を切り、現地の友達と離れることに寂しさを感じています。アメリカでは21歳からしかお酒は飲めません。そのため日本に帰ったら、お酒が飲めるようになることへの楽しみな気持ちと、正直複雑な心情です。

今回は、1.TCCに留学することを考えている人へ 2,タコマでの8月 3.この留学から私の学んだこと、の3つのことについて書きたいと思います。

1,この留学体験記を読んでいる人は、留学を考えている人、英語圏への留学を考えている人、アメリカへの留学を考えている人、TCCへの留学を考えている人がほとんどだと思います。そのため、その人たちの助けとなるように留学のメリットについて書きます。まず、留学することのメリットは自分の視野を広げてくれることにあると思います。日本とは違う文化圏、言語圏に身を置くことで自分とは価値観の違う人とたくさん会うことができ、日本との違いに気づくことで、自分はまだ物事を様々な視点から見ることができていなかったことに気づくと思います。それが留学することのメリットだと思います。次に、英語圏に留学することのメリットは、もちろん英語力の向上です。しかし、中には家に帰ってYouTubeで日本の動画ばかり見て、英語脳に学校でなっていても日本語脳に戻ってしまう人もかもしれないので気を付けてください。私は初めの頃そう暮らしていたことを後悔しています。最後にTCCに留学することのメリットはあるのですが、すべてを一度に書くことはできないので2,3で少しずつ書いていこうと思います。

2,TCCに留学したUKK(University of Kitakyushu、北九州市立大学)は、八月の一週目にある現地の日本人の人や日系アメリカ人の人たちが主催するお祭りでソーラン節を踊ります。私たちは、そのために二週間前から平日はほぼ毎日練習していました。何かの発表のために自分たちの時間をとってみんなで練習する日々は高校での文化祭以来だったのでさしぶりに青春ってやつを感じました笑そして本番では私自身ミスをするものの、UKK全体のパフォーマンスはたくさんの人に評価されてうれしかったです。それと同時並行で私たちは最後のテスト、プレゼンテーション、リサーチペーパーを仕上げました。本当によくやったと思います。私はたまに両親と連絡を取っていたのですが、遊んでる写真しか送っていなかったので、勉強してないと疑われることもありましたが、私たちはしっかり勉強していました。これを私の親が読んでいることを祈ります。そしてそのあとすぐに、Farewell Partyのために、新たなダンスを練習し始めました。私はダンスが大の苦手なので本当に大変でしたが、UKKのみんなの励ましもあってやり遂げることができました。Farewell Party というのは、単位取得を祝う?とともに、UKKの滞在していた家のホストファミリーを招待し、感謝の気持ちを伝える式です。Farewell Partyではダンス、そしてスピーチも私はやったのでProfessor、tccの生徒と会えなくなる寂しさ、達成感より緊張が勝っていたのを覚えています。また、4th of Julyで出会った友達の結婚式がありました。記憶の中では初の結婚式だったのでとても感動しました。僕が想像していた結婚式とは異なり、屋外で行われたこと、料理はその家族が作り、花や椅子などもすべて自分たちで用意していてびっくりしました。そして、一番びっくりしたことは式場にはお酒がなかったことです。今は最後ということもあり、たくさんの現地の友達と遊ぶ約束をし、遊ぶを繰り返しているところです。二人のホストマザー、双子のホストブラザー、ホスとシスター、二匹の犬、四匹の猫と残りの時間を大切に過ごしています。5か月たったのですが、片方のホストマザーの英語はNative of Nativeの英語なのでいまだに聞き取れないことがあり、これが唯一のアメリカでの心残りになりそうです。

3,この留学で学んだことは、信号が赤でも右折できる、レストランでは注文が決まっても店員を呼ばない、そして野球観戦後はピーナッツの殻やコップを席においてかえっていいということです。その中で、最も留学を考えている人に伝えたい、学んだことは、言語はコミュニケーションツールに過ぎないということです。TCCには英語以外に他の言語を話す生徒がたくさんいます。ロシア語、スペイン語、韓国語、フィリピン語などなど。しかし、日本にはそのような人は少なく、英語が話せるということが過大評価されているように感じます。英語を話せることは素晴らしいと思います。これから留学を控えている人、考えている人は、英語を使えるようになるためにも`英語を使って`何をするかというのを考えて留学に行ってほしいなと思います。英語を話せるようになる!という目標は立派ですが、それ以上にこのような目標を持つことが大切だと考えます。上からものを言っているのは承知ですが、これが私が留学で学んだことです。そして私は将来の夢を、TCCの友達やProfessor と話すなかで見つけることができました。夢の実現のためにも留学後も英語の習得、そして自分の将来やりたいことに関する勉強に尽力していこうと思います。

拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。