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2024年11月【留学レポート】ブレーマーハーフェン大学 経済学部経済学科4年 K.T

2024年12月06日

初めまして、経済学部経済学科4年のK.T です。ブレーマーハーフェンに来て早いことに3 カ月が経とうとしています。今回の留学レポートでは生活環境、授業、食、そして現在の心境についてお話ししたいと思います。

【環境】
ブレーマーハーフェンはドイツの北西部に位置しており、人口も11万人ほどとそれほど大きくない街ですが、街の中心部はにぎわっており徒歩圏内にお店もたくさんあるため生活するうえで特に困ることはありません。基本的に必要なものはほとんど手に入れることができるため、日本から無理していろいろ持ってくる必要はないかと思います。
気候については、北九州市よりも気温が5℃くらい低く、海沿いなので風も強いです。また、晴れの日よりも雨や曇りの日がやや多く、天気も急変しやすいです。
治安については日本ほどよくはないですが、今のところ身に危険を感じるような出来事には遭遇していません。

【授業】
私はITM(International Tourism Management )という観光産業のマネジメントを学ぶ学科に所属しています。(授業内容についてはまた改めて別のレポートで詳しくご紹介したいと思います)ブレーマーハーフェン大学での授業は、生徒主体となって行う授業が多く、一クラスが約20 人ほどなのでほかの生徒と意見を交流しながら授業に取り組む機会が多いです。私の英語力では授業についていくのが結構大変ですが、周りの生徒たちに助けてもらいながら何とか授業に参加することができています。この大学は学生たちが主体となって行う授業が多いので、自分が興味をもてる分野があれば学びを深めるにはとてもいい環境だと思います。

【食】
ドイツといえばパンやソーセージ、チーズなどが有名かと思いますが、野菜や果物の種類も豊富で価格もそれほど高くありません。生肉は少し割高で、こま切れなどの薄いお肉は一部のスーパーでしか売っていません。魚はスーパーで買ったことがまだありませんが、Fischereihafen という場所にある魚市場にいけば新鮮な魚を手に入れることができます。
また、アジアンスーパーが家からの徒歩圏内に二つあり、みりんや醤油、味噌などの調味料、お米、日本のお菓子などを入手することができます。しかし、日本人向けの商品はあまり豊富ではないです。電車で片道2 時間半ほどのところにあるハンブルクという大きな都市に行けば、より多くの日本の食材を手に入れることができます。
外食は基本的に日本で同等のものを食べるより2,3 倍高いですが、街の至るところで売られているケバブなどは比較的手ごろな値段で食べることができます。

【心境】
ドイツに来てもうすぐ三か月ですが、あっという間だったようで⾧かったような、そんな感覚です。最初の一か月は環境に慣れることに必死であまり寂しさを感じることもありませんでしたが、環境にも慣れてきた現在、時々日本が恋しくなることがあります。私自身、海外に来るのは初めての経験で、最初のころは特に文化の違いに戸惑うことも多かったです。歩きたばこ、香りのきつい香水、日常的に遅延する電車などは私にとって日本との違いを大きく感じる部分でした。しかし、私が今まで出会ったドイツの方々は、言語が十分に通じなくても何とか手を差し伸べようとしてくれる優しい方々が多かったです。留学生活はまだまだ続きますが、周りの人たちの力も借りながら、今しかできない経験をたくさん積んで実りのある留学生活を送れるよう頑張りたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。またお会いしましょう!

天気がいい日には近くの港からきれいな夕焼けを見ることができます。

カラフルでかわいらしい家が多いので、街を散歩するだけでも楽しいです。

ドイツでよく売られているDöner Kebab です。写真では伝わりづらいかもしれませんが、とても大きく、半分でもお腹一杯になります。