2025年1月【留学レポート】フォートルイス大学 S. K.
2025年01月30日
みなさんこんにちは。
2024年8月から交換留学生としてFort Lewis Collegeに来ているS. K.です。慌しかった秋学期(前期)が終わり、約1ヶ月の冬休みを堪能し、1/13日からFLCでは春学期(後期)が始まっています。大学が再開してからはあまり雪が降りませんでしたが、学校の至る所に溶けずに残っている雪が見られます。気温は朝晩は氷点下10度を下回り、まるで冷凍庫にいるかのような寒さが続いています。学内では”How was your break?!”が頻繁に聞こえてきます。今回のレポートでは一番大事なFLCでの授業や履修についてご説明いたします。留学が確定された方、あるいは留学を検討している方々にとって少しでも有益な機会となれば幸いです。
FLCに留学することが決まった場合は、5月の履修に向けて準備をしましょう。履修は早い者勝ちで良い授業はすぐに埋まってしまうので早めに動き出せるかが留学生活を左右します。後期の履修は前期中に開始されるので、まずは前期分の履修に全力を注ぎましょう。システムトラブル等はアメリカでは付きものなので、不明点があった場合はすぐにFLCに問い合わせましょう。メールは返信が遅いのが当たり前なので直接電話をして解決するのが一番手っ取り早いですが、日本のように何事もすぐに解決とはいかない場合もあるのでとにかく余裕を持った行動を心がけましょう。アメリカの大学の授業は基本的に3単位で、留学生はビザの関係上、最低12単位の履修が義務付けられているので4~6個気になる授業をピックアップしておきましょう。FLCにどんな授業があるかは手続きを進めていき、FLCのIDが発行されれば見られるようになるので、FLCからの連絡を待ちましょう。12単位と聞くと楽に聞こえるかもしませんが、アメリカの大学の3単位の授業は月水金か火木のどちらかのサイクルで授業を繰り返していくことになります。例えば、私が履修している4つのクラスのうち3つは月水金で週に3回開講され、1つは火木で週に2回開講されるので、北九大の時間割に当てはめると実質11個の授業を受けているのと同じ感覚です。宿題も多いので計画性を持って取り組まなければ溺れてしまいます。夕方まで授業を受け、夕食を食べたら次の日の宿題をするのが現地学生のスケジュールでもあり、アルバイトをしている学生はほとんどおらず、いたとしても週末だけしている場合が多いです。
学食を利用していれば、お金を使う機会はほぼないので納得です。遊びに行くとしても、高校生の時からの貯金や親からの仕送りでお金を工面している学生がほとんどです。授業は基本的に20人ほどで構成され、発言やグループワークを促されることが多々あるので、積極的に取り組めば英語力は伸びます。発言を求められる場面では間違っていたとしても、英語に自信が無くても、なるべく発言するようにしましょう。黙ってその場にいるだけなのはアメリカではよくありません。「沈黙の美徳」は通用しないと思って、自分の主張を怠らないようにすることが、評価してもらえることに繋がるように感じています。授業は英語を伸ばす良い機会だと思って、先生やクラスメイトの言い回しや質問の仕方などに注意を払っておくと良いと思います。さて、今回は授業、履修について簡単ではありますが説明させていただきました。来月はFLCの住居環境、施設、それからインストラクターをさせていただいている日本語のクラスについてお話ししようと思っています。授業についてやその他FLCについて質問がある方はお気軽にご連絡ください。E-mail(北九大): c1111043@foreign.kitakyu-u.ac.jp