はじめまして！タコマ・コミュニティカレッジに留学中の、外国部学部英米学科2年K.Fです。アメリカでの留学生活の生活も残り約1か月半となり、アメリカで出会えた友人と離れる寂しさと、日本にいる友人や家族に再会できる嬉しさで言葉では表現しがたい気持ちになっています。私が担当する1月の留学レポートでは、私が1月に経験したことと、特に大事にしている留学中の過ごし方をお伝えしたいと思います。

まず、1番の思い出は、ホストファミリーとルームメイトと一緒に、ワシントン州に位置するLeavenworthに旅行に行ったことです。1月1日から2日にかけて観光をしました。Leavenworthは山岳エリアであるため、今まで見たことのないほどの雪で覆われていました。また、観光地であるため、1月でもクリスマス用のイルミネーションやお店の光で輝いていました。私は、ホストファミリーが提案してくれたホテルにルームメイトと一緒に一泊しました。１日目は、観光エリアでショッピングを主に楽しみ、ホストファミリーとドイツ料理のレストランで夕食を食べた後、ホテルでルームメイトとゆっくり過ごしました。２日目は、全員で雪遊びをしました。より安全かつ雪がたくさんある場所で雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりしました。長距離の旅行を通して、ホストファミリーとルームメイトとの思い出がまた１つ増え、これまで以上の良好なコミュニケーションや、自分自身を知ってもらうこと、そして、ホストファミリーとルームメイトのことをさらに知るきっかけになったことがとても嬉しかったです。元々はカナダ旅行に行く予定でしたが、ルームメイトのビザと私のシムカードの関係から予定を変更しました。しかし、アメリカならではの経験がたくさんできたので忘れられない思い出になりました。しかし、アメリカでの長期休みに他の国に旅行に行きたい場合は、購入するシムカードを十分検討して、アメリカやカナダなど、複数の国・地域を含むものを購入すると、渡航後に懸念することが減るのでお勧めです。

また、シアトルにあるAmazon Spheresに友人と訪れました。外側も可愛いですが、室内には様々な種類の植物があり、とても癒されました。月に一度無料で入場できる日があるので、早めに調べて予約をしておくことをお勧めします。私は、以前まで、この場所を知らなかったのですが、タコマに留学経験のある友人におすすめの場所などを聞くことで、様々な経験をすることができました。また、私は、タコマの留学説明会で先輩とつながりを持つことができ、たくさん情報を得て、留学前から留学をイメージすることができたので非常に感謝しています。留学を考えている方は、留学説明会の参加を非常にお勧めします。

1月6日には、Winter Quarterが始まりました。新たな友人や先生にも出会い、新しい授業がスタートしました。授業の初回は、シラバスの内容や授業構成を把握するのに時間がかかりましたが、月末には慣れてきました。また、先生や先輩方のおかげで、1月17日には、大学で成人式に参加することができました。先生や先輩からの心温まるスピーチや花束、素敵なディナーなど、忘れられない20歳の思い出になりました。また、1月19日には、JIA主催の成人式にも参加しました。Bellevueのホールで行われ、和太鼓や琴の演奏を聴いたり、成人式や振袖の歴史を学んだり、人生の先輩方の貴重なスピーチを聞いたりすることができました。成人式の時期と留学が被ることを不安に思っている方には、ぜひこの現地でしか味わえない成人式の経験をお勧めします。私も留学を決める際に、日本での成人式や同窓会に参加できないことに少し残念な気持ちを抱いていましたが、日本の成人式では友人にビデオ通話で繋いでもらえる可能性もありますよ！

最後に、私が留学中に大切にしていることは、海外の友人とより多くの時間を共に過ごすことです。タコマ・コミュニティカレッジの留学プログラムは、他の提携大学と比べて、より多くの日本人学生とともに渡航し、同じ授業を受講するので、なるべく日本語を話さないような環境を自分で作り出す工夫が必要になってくると思います。勿論、重要な手続きや授業の課題に関する話、留学中の心情の共有をするには非常に心強い存在であることには間違いありません。しかし、留学中に日本人で固まらないための方法として、私が心がけていることは、海外の友人をたくさん作ることです。隙間時間を見つけて課題は早めに終わらせることで、放課後に海外の友人と遊ぶ時間をたくさん作れるように工夫しています。渡航後すぐに行われたオリエンテーションや各学期の初回の授業では、私だけでなく、他の留学生も緊張していると思うので、この機会を活かし、積極的に話しかけることで様々な国出身の友人ができました。また、先生に授業の質問をたくさんすることで、自分が考えていることや疑問点を即座に言語化する練習もできました。さらに、先生と楽しく会話することは、英語力の向上に加え、自分にとってその授業をより楽しくする１つの方法だと思っています。私は、受講前は歴史に苦手意識がありましたが、先生への質問、授業外の充実した楽しい会話を通して、歴史という学問にも興味を持つようになったからです。

残り約1か月半、今後留学に行く予定の方や留学に行こうか迷っている方に対して、より多くの情報を還元できるよう、充実した留学生活を送るように努めます。私のレポートがタコマ・コミュニティカレッジへの留学に興味を持つきっかけとなったら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。