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2025年2月【留学レポート】タコマ・コミュニティカレッジ 文学部比較文化学科3年 G, N

2025年03月17日

アメリカにきたことで自分の人生において貴重な経験ができたと心から感じる。日本では味わえない日常を食らえる。当たり前だと思っていたことが覆させられる。それは靴を脱いで家に入ること。リンスーがあること。言いたいことを好きなだけ言うこと。友達とふざけ合うこと。これらはあたりまえなんかじゃなかった。アメリカに来てあらためて日常への感謝を思い知れた。

アメリカに来て1週間頃、万引きをする女性を目の前で見た。なんなら話しかけられた。「私になんか言った?」と言って、時間を作って店員が見ていない隙に走って行った。店員は悔しそうな素振りをしたが、警察を呼ぶ様子は少しも見られなかった。アメリカでは当たり前なのか。日本なら大事だ。しかもタコマは安全な地域ときいていた。ダウンタウンにはホームレスもたくさんいるし決して安全とは言いきれない。でもそれもまた自分の危機管理、日本への信頼を感じられるものだともとらえられる。

アメリカに来て刺激を受けたことがある。一つ目は愛国心の強さである。アメリカでは多くの家庭に国旗が捧げられている。日本では国旗を掲げている家なんてとうてい見ない。それは日本人の愛国心が薄いのか。それとも日本人は愛国心をもつことに恥じらいがあるのか。もっと我々はプライドを持っていいと思った。好きなことを好きなようにやっていいと思った。そんなことを考えさせられた。二つ目は表現の仕方である。アメリカでは身近に感謝の表現に触れた。特にバスの中である。乗客は乗る時降りる時にthank you, have a good dayの言葉を忘れない。日本ではあまり見ない光景だと思った。日本では言うのが恥ずかしいとかじゃなくて言うと言う考え、当たり前のことを忘れてかけていた。それをアメリカの文化が思い出させてくれた。また、アメリカ人は人をよく褒める。友達、家族はもちろん通りすがる人にまで「その服いいね!」とか「あなたのスタイル好きだよ」と言う。日本でいうとナンパっぽくなってしまう様に感じる。でもこれはとてもいいことだとおもった。言われた方はもちろん、言う方も同じ趣味、興味を持つ人と話せて嬉しいからだ。こんな日常から小さな幸せを感じれた。

アメリカに来て1番心に響いたのは周りの目なんか気にしないというマインドだ。周りを気にしないと言うのは、自分の好きなことを、やりたいことをただするということ。周りの意見に呑まれて自分のやりたいことをしない、できない人が日本には多い気がする。それはもったいない。だからといって日本で周りの目を気にしないなんてことはできない。もうそれが日本の文化だから。人の目を気にするというか人の目を気にさせられる文化が根付いてしまってると思う。ならどうやってただただ自分の好きなことをしてやりたいように生きれるか。日本はマジョリティで群がる。それに対する気持ち、勇気はあるのか。自分次第だ。自分のパッションを信じるのみだと思う。

アメリカに来てやってほしいことは一つ目は自分が体験できることは全部やるということだ。興味が湧かないこともだ。初めはおもしろくなさそうとかおもうことも終わった後やってみてよかったって思うことがあるかもしれない、その貴重な人生のピースを逃して欲しくない。たとえ結果的に面白くなかったとしても、新たな自分と向き合えることにつながると思う。二つ目は自分と目標が重なる仲間を見つけるということだ。これは自分の人生をより豊かにできる。三つ目は己の固定概念と向き合うことだ。アメリカに来て、自分の固定概念、偏見によって後悔したことがいくつかあった。初対面で「この人ちょっと自分とは合わないなぁ」と感じ、それほど深く関わらない様にした。しかし、数回話す機会があって、遊ぶことになった。遊んでみるとその人がとてつもなくいい人であることに気づいた。もしそのまま関わっていなかったらその人の優しさ、おもしろさ、そして充実した日々に出会えなかっただろう。固定概念、偏見は時に我々の日々の豊かさを薄くする。だからこそ、まずは自分の中にある人、モノにたいする固定概念、偏見に気づき、見直すことが自分の人生をもっとおもしろくすることに繋がると思う。

“Go do what you like”