2025年3月【留学レポート】オックスフォードブルックス 大学 外国語学部英米学科4年 R.S
2025年05月08日
オックスフォードブルックス大学(OBU)の3月の留学レポートを担当します、外国語学部英米学科4年のR.Sです。今月は現在履修している授業について紹介できればと思います。
現在履修している授業は5つあり、主に文化理解系の授業を取っています。その中でも今回は自身が取って良かったと思う授業を2つ紹介したいと思います。1つ目はCultural Competence for the World of Workという授業で、内容は文化の違いについて毎週あるトピック、資料について議論していく形式で、更にはMBTI診断やCQ(Cultural Intelligence Quotient/カルチャーインテリジェンス指数と言って、文化の違いを超えてコミュニケーションを図る能力)テストを行って、自分自身のパーソナリティについて理解していく事ができ、今後就活を考えている学生にとっては非常に役立つ授業だと思っています。それと同時並行でOBUの現地生とアルジェリアの学生とグループになってアルジェリア現地のローカルフードをイギリスで売るためのポスターと動画を作るプロジェクトを行っていき、実践的に学んでいけることが北九大の授業にはあまりない形で新鮮で、かつ少し大変ではありますがやりがいのある授業だと思います。
2つ目の授業はTandemという授業で、現地大学のJapanese studiesに所属している学生とペアを組んで、毎週特定のトピックについて話し合いそれを記録していくという趣旨の授業です。北九大で留学生のチューター活動を経験した人は想像がしやすいかもしれません。オススメできるポイントとしては主に3点あって、北九大では活動場所は必ず国際交流センターでしたが、こちらでは基本的に全てペアに一任されているので、パブやカフェ、大学等々様々な場所で活動できるのが異文化体験という面では貴重だと思いました。後、毎回のリフレクションの際にネイティブからのフィードバックをもらえる事が非常に有意義で自分の英語力を更に伸ばせる機会です。ネイティブ同士が会話をしているところに入ろうとすると、どうしてもスピード感が早かったり、内容が難しかったりする場合があると思いますが、一対一かつ相手はJapanese studies/日本語を専攻としているので、日本の文化や言語についてもしっかりと理解があるのでとても話やすいと思います。最後のポイントとしては、イギリスの文化について理解を深める事ができる点です。自分は音楽、スポーツ、食文化など色々なジャンルについて話していき、イギリスについてネイティブを通して深く学べる事ができています。個人的には2学期を通してこの授業が履修して一番良かったと思っています。
最後にOBUでは第二外国語の授業も充実していて、フランス語、スペイン語、中国語そして韓国語を学べます。しっかりと予習、復習のサイクルを回せばCEFR A2 若しくはB1程度を目指せると思うレベル感ではあるのでやる気がある人は履修してみても良いかもしれません。
大学の近くにあるサウスパークです。晴れの日が多くなってきているのでピクニックやゆっくり読書をしている人が増えてきました。
ストーンヘンジ。公共交通機関で行くのは少し難しい場所にあり、友人の車に乗っていきました。
オックスフォードで一番有名とされているクライストチャーチの写真。他にもオックスフォードのカレッジはたくさんあります。大体は入場料がかかりますが一部カレッジや特定の日には無料で入れることもあるので、チャンスがあれば行くことをオススメします。
晴れの日のオックスフォードの中心地の様子です。