2025年3月【留学レポート】済州大学校 外国語学部英米学科4年 T
2025年05月08日
안녕하세요! 韓国済州大学校に留学中の外国語学部英米学科4年Tです。
韓国語では「꽃샘추위」(日本語では花冷え)という表現があるように、4月のはじめから中旬までは暖かくなったり急激に冷え込んだりと不安定な天気が続いていました。
しかし下旬ごろには時折半袖を着てちょうどいいくらいに暖かくなり、春を飛び越して冬から夏になったように感じています。
済州大学校は済州島の中でも桜の名所として知られており、校内はもちろんのこと、正門をでた道路一面に満開の桜が咲きほこります。
急激な気温差や数日の雨の影響で桜が散ってしまうのではないかと心配されていましたが、2週間ほどはお花見を楽しむことができました。
済州島民をはじめ韓国国内及び海外からの韓国客でにぎわっており、個人的には桜を見ていたら少し日本が恋しくなりました…(笑)
(新済州方面で開催された桜まつり)
4月の留学レポートでは大学で活用できる施設やアプリ、先日行われた中間テストなど、大学生活で役立つ情報をお伝えしたいと思います。
まず紹介するのは校内シャトルバスです。
済州大学校は大学の敷地がとても広く、端から端まで歩くと1時間以上はかかると思います。ですので、大学の正門から校内を一周するシャトルバスが運行しています。停車する地点はいくつか決まっており、無料で利用することができます。バスのコースはAコースとBコースの2種類があり、学期中は10分から20分間隔で、ある程度決まった時間に運行しています。
なぜある程度と表記したかというと、早く来たり、逆に時間になっても来なかったりするからです。
ですので、時間表はあまりあてにせず、大学のポータルにリアルタイムで確認できるサイトがあるのでそちらで確認することをおすすめします。私はバスが来ることをあまり期待せず、時間があった時のみ利用し、その他は歩いて移動しています。
2つ目は自分の出席を確認できる잔자출결(電子出欠)というアプリです。
私はこのインターネット上で自分の出席情報を確認できるアプリがあることを今学期はじめて知りました…。これから済州大学校に留学する方がいらっしゃいましたら、知っておくと便利なので紹介します!
まず、済州大学校は北九州市立大学とは異なり、出席率80%を下回ると評価ができないという決まりとなっています。1学期に15週あるので3回欠席をすると成績をもらうことができません。(病気などは公欠申請可能)
ですので、このアプリで自分の出欠をよく管理することをおすすめします。留学生のみのクラスなどでは教授が1人1人を呼名し出席を確認することが大半ですが、一般クラスでは大学のWi-Fiに自分のスマートフォンを連動することによって、自動で出欠をとるクラスもあります。どちらの場合でも、出席の通知がアプリに来るので、即時に確認できるのでとても便利です。
最後に中間テストです。
私は前学期に比べ、今学期はあまり授業を受講していないためテストは3つでした。
テスト期間となると図書館の開館時間が長くなったり、寮の門限がなくなったりし、遅くまで勉強に励む学生の姿が多くなります。周りの韓国人学生の大半がテストの2週間前にはテスト勉強を始めていました。図書館またはカフェで勉強する人が多いのですが、カフェの数が多いのでいろいろな場所に通うことができるのも韓国ならではの特徴であり魅力だと感じています。
(大学正門近く 제대가는길)
(大学後門近く 에이바우트커피)
つい先日春学期が始まったような気分ですが、あっという間に折り返しとなり、留学も残り2か月となってしまいました…。
残された期間1日1日を大切に楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
5月の留学レポートもお楽しみに!