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2025年4月 北京語言大学 外国語学部中国学科 T.R.

2025年07月29日

こんにちは、外国語学部中国学科T.R.です。

あっという間に5月になり、留学レポートの当番が回っていきました。今回は授業を受ける中で感じたことや、北京語言大学で出会った仲間と過ごす日々の中で感じたことを書いてみようと思います。

三月に始まった授業も本格化してからしばらく時間が過ぎました。私は汉学与中国学学院という学部に所属して授業を受けています。この学部のクラスは6つのレベルに分けられていて、レベルの低→高の順に並べて、初级上,初极下,中级上,中级下,高级上,高级下,という名前です。私は中级下に所属しています。

中级下の文法の授業はとにかく会話をすることに重点を置いていると先生はおっしゃっていましたが、私の感想を述べると、日常会話にフォーカスした内容を学ぶ機会は少なめで、授業で触れる話題はかなり学術的という印象を受けます。授業では、似ている語彙の使い分けを学ぶパートがあって、難しくて毎回頭を悩ませています。日本語だと例えば、最後と最終、加えると添える の違いを学ぶ、といったイメージでしょうか。

この学部を構成するのは様々な国から来た留学生ですが、年齢や境遇はみなそれぞれです。日本人は私のように学校の提携の元、留学してきている人が多いですが、他国から来たクラスメイトの中には、大学を卒業してから学びに来た人や、現在働いていて、仕事で中国語を使うことになったため学んでいる、という方もいます。そんな環境下に身をおき、多くの人と交流することで、自分の価値観の変化や自分自身との対話も増えたように思います。この大学には留学に来る前に想像していたよりもはるかに多くの国から学生が集まっていて、この大学に来なければ交わることがなかったであろう仲間と知り合うことができ、ともに学ぶことができることに日々感謝しています。

最後に4月の一大イベント、世界文化节という北京語言大学の文化祭の様子を写真に残します!世界から集まった留学生たちが模擬店を出したり、民族衣装を着て踊ったりしていて賑やかですごく楽しかったです!