留学レポート現在海外留学中の学生からの近況報告をお知らせします。

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2025年5月 大連外国語大学 外国語学部中国学科 K.H.

2025年07月29日

大連外国語大学に2月末より留学しておりますK.Hと申します。5月の留学レポートを担当させていただきます。

こちらに来てから約3か月が経過しました。到着当初は非常に寒かった大連も、今では暖かい日が増え、校内では半袖姿の人々も見かけるようになりました。

本レポートでは、留学中に行った旅行についてご紹介いたします。5月初旬、日本ではゴールデンウィークの時期にあたりますが、中国でも「労働節」と呼ばれる長期休暇がありました。多くの留学生がこの休暇を利用して旅行に出かけており、特に瀋陽や青島を訪れる人が多かったようです。

私も、同じく北九州市立大学から来た友人とともに、瀋陽へ一泊二日の旅行に行ってまいりました。瀋陽までは「高鉄(日本の新幹線に相当)」で約1時間半。私たちは早朝の列車を予約していたため、大連北駅までタクシーを利用しましたが、所要時間は約1時間半、料金は144元と割高でした。通常はその半額程度ですが、距離が約46キロあるため、日本と比較すると依然として安価に感じられます。

乗車券は「去哪儿」というアプリを通じて予約し、留学生は学生料金が適用されないため、大人料金(片道175.5元)を支払いました。宿泊先は「trip.com」で予約し、瀋陽のホテルが非常にリーズナブルな価格で利用できることに感動しました。ただし、宿泊したホテルには部屋着の用意がなかったため、「美団外卖」のデリバリーアプリを使って購入しました。

瀋陽では、瀋陽故宮、瀋陽小南教会、中街などを訪れました。いずれも遼寧省の省都・瀋陽を象徴する名所ですが、特に印象的だったのは世界遺産にも登録されている「瀋陽故宮」です。その建築は極めて精巧かつ華やかで、歴史的な価値だけでなく、現代人の私も息をのむほどの美しさでした。大連に留学される際には、ぜひ足を運んでみてください。ただし、毎週月曜日は休館日となっておりますのでご注意ください。

留学生活もあっという間に過ぎ、気がつけば折り返し地点に差しかかろうとしています。これからもさまざまな場所を訪れ、多くの人々と出会い、一つひとつの機会を大切にしながら、学びと経験を重ねていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。