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【留学レポート】 タコマ・コミュニティカレッジ 法学部法律学科2年 Y.S 2018年11月

2018年11月06日

こんにちは。法学部法律学科2年のY.Sです。北九大では男子ラクロス部に所属しています。そして私はタコマ派遣留学21期生で今まさに約半年の留学真っ只中です。

今回何を書こうかとかなり悩みましたが、きっと周りの21期の人たちがタコマでの楽しい出来事、宿題の大変さ、日常の過ごし方などを伝えてくれると思うので(笑)、今回はタコマに来て2ヵ月がたった今、私にしか伝えられないようなことを皆さんに伝えられるように、そして少しでも留学に興味がある方の背中を押せることが出来たらいいなあと思いながら書いていきたいと思います。どうかお付き合いください。

「法学部なのに留学に行くの?」 「英語話せるの?」

これらは私が実際に言われた言葉です。しかし、これらは紛れもない事実で、私は留学とは一見無関係そうに見える法学部、かつ英語なんて全く話せない&できない(本当です)状態でタコマに留学することを決意しました。決意したときの心境といえば「留学!?楽しそう行ってみたい応募しちゃえ!!」くらいのとても軽い気持ちで、自分の英語力なんて棚に上げて応募をしました。もちろん一人で応募し、友達なんてゼロです。これは21期のメンバーが確定してから知ったのですが、法学部の2年生は私たった一人だけでした。やっと自分の置かれた状況を認知してから少しずつ不安になり、北九大のタコマ留学の体験談を読み漁っていたのを覚えています。(笑)

そんなこんなで出発をし、ドキドキの留学がスタートしました。着いてからすぐは、想像の通り英語に苦労する日々が待っていました。が!しぶとく諦めずに現地の友達をたくさん作る努力をして、自分の伝えたいことを知っている単語を頼りにマシンガンのように話しました。文法?時制??話している間は考える時間なんてないのでもちろんめちゃくちゃだと思います。しかし、そんな私に、現地の学生や、ホストファミリーは私が何を伝えようとしているのか理解してくれようとしました。本当に周りの人のやさしさに助けられていることを実感しています。そしておうちに帰ってからは、ホストファミリーと過ごした後、中高サボり続けてきた文法を勉強したり、必死に課題をしたりしています。正直受験生かな?!というくらい勉強をしている気もしますが(こればかりは私の勉強不足かもしれません)「英語が嫌いだー!!もうやめたい帰りたい!!」とは幸いなことに、まだ一度も思ったことはないです、きっと思わないと思います。寧ろ勉強して、身に付いたら学校でもっと友達としゃべれるようになるかな~くらいの気持ちで勉強を楽しんでいる自分が恐ろしくなりますが、本当に楽しんでいます。そして先日その成果が現れたのか、私が現地の人とお話ししていたら、ふとUKKのお友達から「ゆりあってほんとに英語上達したよね~!!」と言われました。その時は、日本人らしく「そんなことないです!」と謙遜しましたが、ゼロというより大きなマイナスからのスタートだった私にとって、泣きそうなほど嬉しいことでした。やはり、成果が出るかなんて来てみないとわからないものだと改めて実感しました。

私がひしひしと実感しているのですが、タコマに来て後悔は1つも無いということです。これはきっと20期までの皆さんが思っているであろうし、今来ている21期のみんなも思っていると思います。もちろんみんなそれぞれ言語が通じないもどかしさ、友達や家族と離れる寂しさ、これからどうなるか分からない恐怖を乗り越えての結果です。しかし、たったの2ヵ月しか過ごしていない私ですが、不安なことなんて忘れるくらいに毎日毎日濃く充実した生活を送っています。もうあと4ヵ月しかありませんが、毎日全力をモットーに頑張りつつ、留学生活を目一杯楽しみます。

まだまだ伝えたいことは山のようにありますが、話が終わらなくなりそうなのでこの辺で止めておきます…!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

Yuria Sumi